お疲れさまです。アリスのCookBookにようこそ。Affinity Designer 2.6 では画像を配置するときに,ファイルをドキュメントに埋め込むか,元の位置からのリンクを張るかを選択できます。今回は画像を配置するときの埋め込みとリンクの違いについてお話しします。
「埋め込み」と「リンク」の特徴
「埋め込み」の特徴
元の画像ファイルを Affinity Designer のドキュメント内に取り込む方法。 Affinity Designer のデータ自身に画像の情報が保持されます。配置した画像のリンク切れの心配がなく,ファイル管理が容易になりますが,ファイルサイズが大きくなるデメリットがあります。
「リンク」の特徴
元の画像ファイルと,Affinity Designer のドキュメントを関連づける方法。ドキュメント上には画像の実態は無く,外部の画像ファイルをプレビューとして表示しています。ファイルサイズが軽く,画像編集後に自動更新されるメリットがありますが,元の画像ファイルを削除したり,移動したりするとリンク切れのリスクがあります。
「埋め込み」と「リンク」の使い分けは
「埋め込み」が適しているケース
画像ファイルを Affinity Designer のドキュメントに確実に含めておきたい場合に便利です。ドキュメントを他の人に渡すときに,配置した画像ファイルが失われたり,不用意に変更されたりすることを防ぎたい場合に適しています。
Affinity シリーズに対応した印刷屋さんは多くありませんが,印刷屋さんに入稿するときは埋め込みがおすすめです!
「リンク」が適しているケース
配置した画像ファイルを外部のエディタで頻繁に更新する場合はリンクが便利です。Affinity Designer のドキュメントには,配置した画像データは含まれません。元のファイルへのリンク情報のみ保持するため,ドキュメントファイルサイズを小さく保ちたい場合に適しています。
データを入稿するときは、Affinity Designer のデータとリンクされている画像データをまとめて印刷屋さんに送る必要があります。
リンク切れがおきると,配置した画像が表示されません。画像データの送り忘れに注意しよう!
「埋め込み」と「リンク」の見分け方
埋め込みとリンクの簡単な見分け方は,画像を選択してコンテキストツールバーを確認してください。リンク画像の場合,画面上部のコンテキストツールバーに [画像の編集] ボタンが表示されます。埋め込み画像の場合は, [画像の編集] ボタンは表示されません。


詳細を確認したい場合は,リソースマネージャーを表示します。リソースマネージャーにアクセスするには,[ウィンドウ] メニューから [リソースマネージャー] を選択します。[ステータス] が [不足] となっている行はリンク切れの画像です。[配置] 列で「埋め込み」か「リンク」かがわかります。


まとめ
この記事では,画像を配置するときの埋め込みとリンクの違いについて解説してきました。最後に,それぞれのメリットとデメリットをまとめました。最後までご覧いただきありがとうございました。また,次回の記事でお会いしましょう!
埋め込みのメリットとデメリット
| メリット | デメリット |
|---|---|
| 配置した画像のリンク切れの心配がない ファイル管理が容易(ひとつの Affinity Designer ファイルに纏めることができる) | 画像サイズや数量によってデータが重くなる 配置した画像を更新ときは,再度埋め込みが必要 |
リンクのメリットとデメリット
| メリット | デメリット |
|---|---|
| データが軽い 配置した画像を編集したときに,その更新結果が反映される | 入稿するデータが多くなる(配置した画像データの入稿も必要) 操作ミスで配置した画像のリンクが切れる恐れがある |







