【Affinity Photo 2.5】写真からいらないモノを一瞬で消す方法

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【Affinity Photo 2.5】写真からいらないモノを一瞬で消す方法
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お疲れさまです。アリスのCookBookにようこそ。今回は Affinity Photo 2.5 を使用して写真からいらない部分を消す方法をご紹介します。たとえば,写真に写り込んだ電線や空き缶などを消したいと思ったときはありますよね。そのようなときに使える方法です。初心者でも分かりやすいように,手順を追って解説しますので最後まで見ていってくださいね。

目次

完成イメージ

今回は,こちらの素材を使用して,テーブルの上にある灰皿を削除したいと思います。なお,この素材は Adobe Stock からダウンロードしました。素材のリンクは「まとめ」欄に載せておきます。

サンプル写真(作業前)

完成イメージがこちらです。

サンプル写真(作業後)

それでは,Affinity Photo を起動しましょう♪

レシピ

おおまかな流れ

はじめに,おおまかな流れを見てみましょう。Affinity Photo で写真からいらないモノを削除するにはいくつかの方法はがありますが,この記事では以下の流れで作業を進めていきます。

おおまかな流れ
  1. Affinity Photo で画像を開きます。
  2. 作業用レイヤーを追加します。
  3. ツールパネルの [インペインティングブラシツール] を選択します。
  4. コンテキストツールバーで [現在のレイヤーとその下] を選択します。
  5. 作業用レイヤーが選択されていることを確認して,ブラシで要らない部分をなぞります。
  6. 完成!
うさぎ

なんで,作業用レイヤーを追加するの?

アリス

そうね。いくつか方法があるから,絶対この手順じゃなければダメっていうことはないけど,今回はオリジナルの画像を直接いじらいで不要なモノを消してみるね♪

くわしい手順

STEP
編集したい画像を開く

編集したい画像ファイルを,Affinity Photo で開きます。

Affinity Photo 2.5 のスクショ
STEP
作業用レイヤーを追加する

[レイヤーメニュー] から [新規レイヤー] を選択します。

Affinity Photo 2.5 のスクショ

新規レイヤーが作成されたことを確認してください。

Affinity Photo 2.5 のスクショ
STEP
[インペインティングブラシツール] を選択

[ツールパネル]より, [インペインティングブラシツール] を選択します。インペインティングブラシツールは,画像の破損,消失,劣化,または不要な領域を修復できる便利なツールです。

Affinity Photo 2.5 のスクショ

インペインティングブラシツールが表示されない場合は,こちらの三角形の部分をクリックしてツールパネルを展開してください。

Affinity Photo 2.5 のスクショ
STEP
[現在のレイヤーとその下] に変更

作業レイヤーが選択されていることを確認して,[コンテキストツールバー] で [現在のレイヤー] となっているところを [現在のレイヤーとその下] に変更します。

Affinity Photo 2.5 のスクショ
うさぎ

[現在のレイヤーとその下] に変更しないとどうなるの?

アリス

ここが結構重要で [現在のレイヤーとその下] に変更しないと,作業用レイヤーの下にあるオリジナルの写真が編集対象とならないんだよ。

STEP
いらない部分をなぞる

作業用レイヤーが選択されていることを確認して,いらない部分(灰皿)をなぞります。うまく消えない場合は,ブラシのサイズや固さを調整しながら,何度か試してくださいね。灰皿ギリギリをなぞるよりも,少し広めになぞった方ががきれいに消えるようですよ。

Affinity Photo 2.5 のスクショ
うさぎ

修正部分を別レイヤーで作業するから,いつでも元の画像に戻せるんだね。

STEP
完成!

手前のテーブルにあった灰皿がきれいに削除できました。奥のテーブルの灰皿も削除したら完成です♪

Affinity Photo 2.5 のスクショ

まとめ

この記事では,写真からいらない部分を消す方法を解説してきました。今回ご紹介した方法は,オリジナルの写真を直接いじらないため,何度でもやり直すことができます。失敗したなと思っても,簡単に元の画像に戻すことができるので,ぜひ試してみてくださいね。

アリスmemo
  • 写真から不要な部分を消したいときはインペインティングブラシツールが便利です。
  • オリジナル画像の上に作業用レイヤーを配置して修正するのがオススメ。レイヤーのオン・オフで前後を確認しながら作業できます。
  • 別レイヤーで修正する場合は,[現在のレイヤーとその下] に変更してから作業してましょう。
今回使用した素材
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